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Author:みつお
オードリー・ヘプバーンのファンです。最近は色々とオードリーに関して調べています。
一番好きな映画は「いつも2人で」。
どうぞよろしく!
別のブログでオードリーグッズの紹介もしています。
リンクで行ってみてください。
なお、画像や文章の無断転載はお断りします。

©おしゃれ泥棒 オードリー・ヘップバーン!by みつお


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今回は、オードリー・ヘップバーン映画の題名の誤表記に関して。
どうでもいいと思う人にとっては本当にどうでもいいことなんで、まあ読まずに素通りしてください。

今はネット社会なので、ネットを検索してるとわかるんですが、オードリー・ヘップバーンの映画の題名に関しても、いろんな間違いがありますねー。

一番多いのは “昼下がりの情事” って書いてあるもの。
これは「昼下りの情事」と、“が”の送り仮名が無い方が正解ですね。

昔は文章を書く時は全部手書きで書いてたでしょうしね。それに印刷の場合も昔は文字の活字を組版していましたから、間違いは少なく、「昼下りの情事」となってました。
その後時代は進んで、写植というものになりましたが、ここでも「昼下りの情事」ときちんと表記されることがほとんど。

ところが、パソコンが普及して来た1990年代後半頃から、間違いの「昼下がりの情事」がやたら多くなってくるんですよね。
これは“ひるさがり”と打つと“昼下がり”と変換されるから。
確かに日本語的には送り仮名は“昼下がり”が正しいんでしょうが、映画という物は表記を含めて、その作品として成り立っていますから、やっぱりオードリー映画の“昼下がり”は間違い。

ちなみに70年代の日活ロマンポルノで「団地妻 昼下りの情事」という作品もありますが、これも昔のは“昼下り”と“が”無しが正しいようです。
2010年にリメイクした物は「団地妻 昼下がりの情事」と“が”入りになってました。
なので、「昼下がりの情事」って“が”入りで書くと、それはエッチなほうの映画、ということですよ。

個人のブログなんかで“昼下がりの情事”って間違って書かれてるのはまだしも、映画専門のHPや映画館のサイトとかでそう書いてあるのは、映画に携わっている者としてはちょっと恥ずかしいな〜と僕は思ってます。

続いて多いのは“いつも二人で”と書いてある「いつも2人で」。
“二人”と“2人”の違いくらいどうでもいいやん〜。って感じですかね?
でも僕にとってはそうではないんです。

2003年頃に“みつおの映画とオードリーのお話”で書いていた《22.オードリー映画の邦題について》でも書いてたんですが、「いつも2人で」の邦題はめちゃめちゃ日本の20世紀フォックスさんが苦しんでいたのが当時の雑誌とかを見るとわかるんです。

前作「おしゃれ泥棒」みたいにピタッと決まる題名が浮かばなくて、撮影中から公開寸前まで何度か仮題が変わってるんです。
映画はファッションも構成も、「おしゃれ泥棒」よりももっと当時の“現代的”な感じに仕上がってるので、「さすらいの二人」なんていう1つ前の仮題では全然しっくりこない。
なので、公開前の宣伝を始めるギリギリになって「いつも2人で」になったみたいなんですよね。

「噂の二人」みたいに“二人”という漢字表記にしないで、“2人”というローマ数字表記にした所に、当時の20世紀フォックスさんの題名を考えた担当者の、“なんとか少しでも新しい感じを出そう!”っていう産みの苦しみを見て取れるんですよね。

60年代前半の内容の暗くて重い「噂の二人」と60年代後半のサイケデリックな衣装と斬新な構成で魅せる「いつも2人で」を考えた時、この“ふたり”の表記の違いの意味は大きいと思うんですよね。

結果を言えば、残念ながら「いつも2人で」という邦題は「おしゃれ泥棒」ほどにピタッと決まってないし、インパクトも弱い。
でも担当者が苦しんで苦しんで、のたうち回ってやっと決めた題名だから、安易に“「いつも二人で」でええやん”って言って欲しくないし、僕はそう書きたくない。

日本語題名は宣伝をする際、その映画の《顔》になりますから、各社とも考えて考えて題名を決めてるんですよね。

まあ、80年代〜90年代にはヒット作にあやかって安易に“愛と○○の○○”みたいな原題に全く関係のない題名や、英語の読みそのままをカタカナ表記にしただけという、内容がさっぱりわからない!などの、映画に関わる者として全く気概を感じない題名が続々と出て映画ファンに酷評されてましたけどね。

でもまあ昔からこういう題名の付け方というのは存在してて、ひとつ大当たりの映画が出ると、便乗した題名がワサワサ出てきてましたね。「太陽がいっぱい」がヒットするとそれこそ“太陽”のつく題名がいっぱい出てきたり、マカロニ・ウエスタンの流行った時には“荒野”と“用心棒”だらけだったり、ブルース・リーの映画がヒットすると“ドラゴン”のつく映画が続々湧いてきたり。

便乗題名の定番としては、全然内容が違うのに“○○2”だとか“新・○○”とかっていうのもありますよね。オードリー映画では「おしゃれ泥棒2」がそれにあたります。
また、オードリー映画にあやかって「新・おしゃれ泥棒」とか「シャレード'79」とかっていう本当はオードリー映画と何の関係もない作品もありました。

でもそういういい加減な題名のつけられた映画は、流行りや過去のヒット作の題名に頼らないといけないほど出来が悪いからなんでしょうけど、ごくごくわずかな出来も良かった例外の作品を除いて、結局たいしてヒットしませんよね。

正直、“新”とか“2”とか付けられた、元の作品とは無関係な映画って、余計に安っぽくて侘しい感じがするんですけどねー。“絶対に元より質が悪いぞ…”って見る前から一般人にはわかってるのに、肝心の映画会社の人がそういうことに気づかないのかな?

でもさすがにマネーメイキングスタートップだったオードリーの全盛期の作品はどれも考えに考えられて題名が付けられています。

他に間違いは「麗しのサブリナ」が「麗わしのサブリナ」というのも昔はありましたが、これは逆にPCやスマホの時代になって無くなりました。“うるわしの”がきちんと“麗しの”で変換されるからなんでしょうね。

あとはごくごくまれに「おしゃれ泥棒」が「お洒落泥棒」や「オシャレ泥棒」になってたり、「パリで一緒に」が「パリで一諸に」なってたりとかもありますね。
一緒の “緒” は糸偏が正しいんですけど、昔の手書きや印刷の時は “諸” って間違って書かれることも多かったんですよね。
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コメント

そういえば、オードリーの作品の場合、一時期多かったであろう漢字二文字のタイトルが見当たらないですね。(『初恋』は例外として)

takeさん、こんにちは!

「別離」「追憶」「追想」「旅愁」などですね。「初恋」も多いですよね。
この2文字タイトルが流行ったのは、50年頃に多かったような気がします。ビビアン・リーの「哀愁」も日本公開はこの辺ですよね。

後の時代も含めて、これらの2文字題名がつく映画って、内容がちょっとメロドラマ入ってる感じがするので、コメディがかったものが多いオードリー映画は、うまく逃れられたのかなーと思います。
 
これらの2文字題名の映画は、検索の時に「初恋の〜」だとか「〜の初恋」だとか別の映画がひっかかってくるのと、同じ題名の映画があるので絞り込むのが大変なのがとても面倒くさくてイヤです。(^^;;;

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