リンク


カテゴリー


最近のコメント


プロフィール

みつお

Author:みつお
オードリー・ヘプバーンのファンです。最近は色々とオードリーに関して調べています。
一番好きな映画は「いつも2人で」。
どうぞよろしく!
別のブログでオードリーグッズの紹介もしています。
リンクで行ってみてください。
なお、画像や文章の無断転載はお断りします。

©おしゃれ泥棒 オードリー・ヘップバーン!by みつお


最近の記事


アクセスランキング

[ジャンルランキング]
映画
784位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
映画俳優
32位
アクセスランキングを見る>>

FC2ブログランキング


ブログ内検索


月別アーカイブ


ブロとも申請フォーム


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
オードリーの時代分け その2

第4期は「おしゃれ泥棒」「いつも2人で」「暗くなるまで待って」の3本に日本エクスラン・ヴァリーエのカツラの宣伝を足したもの。
年度は66年から72年ぐらいまで。
ここのオードリーは“新しいオードリー”。

「おしゃれ泥棒」で、それまでとはガラリとメイクを変えて、シャープなオードリーになってます。
さらなるオードリーの変化の幕開けを告げていますよね。
ただ、内容的には第1期と第3期を混ぜたようなオードリーなんですよね。
別に自分に不安な訳じゃないけど、自分でも動くんだけれども、でもピーター・オトゥールに作戦は任せっきり、みたいな。

この第4期のオードリーは、次の「いつも2人で」でより明確になります。いままでになかったオードリー!
作品の出来も素晴らしいのですが、とうとうオードリーは“その後のオードリー”を演じたんですね。
「マイ・フェア・レディ」で微妙に出てたけど、そんなに突っ込んでなかった“恋はしたけれど”のその後…。
サブリナが、ジョーが、ホリーが、ガブリエルが、イライザがその後どうなったのか?
その答えの1つがここにあるというわけです。
もちろんこんな展開は第1期のオードリーでは演じることが無理ですよね。
かといって第2期のまず設定がドラマティックなオードリーでもない。
そこにもここにもいるって言う日常の当たり前の女性をさらっと演じることができなければいけない。
第2期で演技力を磨き、第3期で“オードリー映画”を確立した後でないと出来なかった、2期と3期の見事な融合!
4期で見られるのはまぎれもない新生オードリーなんですよね。
「暗くなるまで待って」もまたこの華奢なオードリーだからこそ盛り上がるサスペンス。
オードリー映画の雰囲気は保ったまま、第2期以上の演技力が要求される役柄を完璧にこなしているんですよね。
「エクスラン・ヴァリーエ」も、なんて事のない役(?)を演じているようですが、この第4期の3作があればこそ、わずかなCMの時間内で何かその生き方を感じさせる女性を見せてくれたんだと思います。

第5期は「ロビンとマリアン」「華麗なる相続人」「ニューヨークの恋人たち」(75年から81年)の3本。
これらの作品では、恋愛の仕方がそれまでの女性達とは違いますよね。
年令を重ねてる分、責任という物がそれぞれにある。
「ロビンとマリアン」では尼僧院長、「華麗なる相続人」では財閥のトップ、「ニューヨークの恋人たち」は妻として母として。

その責任と恋愛との間で悩む訳ですよね。
そして恋愛をする時に、なんか自信がないんです、みんな。
何に自信がないかって、自分の年令に対してなんですね。
オードリーは第4期まで、常に自分より若い年令の役をやってた。
それで「暗くなるまで待って」撮影後にいったん家庭の主婦になってからは、引退じゃないんだけど、しばらく映画に戻らなかった。
でも次々脚本は送られて来る。
オードリーがせっかく読んでも、年令よりやっぱり若いものばかり。
オードリーは自分の年相応の役をやりたかったらしいんですね。
そこで重い腰を上げて選んだのが「ロビンとマリアン」。
“やっと私の年令に近い物が来た!”って喜んだらしいんですよね。
「ロビンとマリアン」のノヴェライズにも“オードリーは2年間も辛抱強くオファーが来るのを待っていた”と書いてますし、1974年の「ロードショー」にも“オードリーがこの作品に出たがっている”と記事が載っています。

で、その後もそういう年令の設定。その上でのラブストーリーだから、そしたら、“私は今は年をとってしまった。そんな私でいいの?”という過程が入って来る訳ですね。

自分は若くて魅力的な女性!という認識をそれほど持たずに、知らず知らず女性の魅惑を放射していつの間にか男性をホレさせていた第3期とは違うのがここです。
恋愛に対して第5期の女性はちょっと臆病なんです。
でも、第1期の女の子みたいに自分の生き方がわからない、というのとはまた違うんですよね。
生き方に対してはきちんと成長した女性だから、鈍感で気付かない、あるいは煮え切らない男達に対して、自分から言う強さも持ち合わせている。
「ロビンとマリアン」では“ロビン、抱いて。20年分抱いて!”「華麗なる相続人」では“あなたの事が好きなの!気付かないの?”「ニューヨークの恋人たち」では“あのロフトで私を奪って!”みんな積極的な大人の女性ですよね〜(笑)。
だからここは“大人のオードリー”。

第6期は、「おしゃれ泥棒2」「オールウェイズ」「オードリーの庭園紀行」(全8巻)の3本(87年から92年)。
ここは“超越したオードリー”。
もうここでは恋愛とあんまり関係ないんですね。
じゃあ「おしゃれ泥棒2」は?あれって恋愛でしょ?
うーん、そうなんですけどねー。どう見てもオードリー演じるキャロラインが恋愛に積極的だとは思えない。
キャロラインは別にどうでもよさそうなのに、周りが放っておかない!って感じで恋愛話が進むんですよね。
だいたい、最初のシチュエーションも婚約者の為に卵を盗む、ってことになってるんですけど、熱烈にその婚約者を愛してるようにも思えない。
だから婚約者の裏切りを知ってヨヨと泣き崩れるんじゃない。だって恋愛に嵌ってないので、自己が崩壊しないから。
それを知ったとき、キャロラインは怒るんです!

「おしゃれ泥棒2」がまだラブストーリーになってるのはオードリーがぎりぎりユニセフ活動前の作品だからかもしれないです。
この第6期は、女性は女性なんだけど、なんかもう性別の部分を越えてる感じがするんですよね。
だから「オールウェイズ」は天使だし、「オードリーの庭園紀行」は世界の庭園のナビゲーター。
もともと「オールウェイズ」のハップの役は「ロビンとマリアン」の共演者、ショーン・コネリーにスピルバーグ監督は依頼したそうですしね。
人にこだわってるだけで、男女にこだわってる訳じゃないでしょ?
だから「オールウェイズ」も「オードリーの庭園紀行」も人を導く、という役目なんですよね。
ほら、オードリーの晩年のユニセフでの活動になんとなく近いじゃありませんかっ!

それに、83年の日本初来日時のジバンシィのショーで本物のオードリーを見たときとか、85年や87年にアカデミー賞のプレゼンターをやっているビデオを見ると、本人は自覚無いみたいなんですけど、“ただものじゃない!”感のオーラが尋常じゃないんです!まさに超越していました。

オードリーには変身ものが多いとよく言われますけど、作品は類型的な物が多いという意見もよく目にします。
でも、同じような役しか出来ないで消えていった俳優、逆にあまりにも違う役柄に挑戦し過ぎてファンの離れていった俳優のなんて多いことか!
こうやって見て来ると、イメージを保ちつつも、オードリー自身がこうして時期時期に自分の分をわきまえた範囲内で変身してきたことによって、伝説の映画スターのトップたりえたんではないのかなーと思うのです。

2004年7月21日 改訂2014年6月26日
関連記事

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。