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オードリー・ヘプバーンのファンです。最近は色々とオードリーに関して調べています。
一番好きな映画は「いつも2人で」。
どうぞよろしく!
別のブログでオードリーグッズの紹介もしています。
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なお、画像や文章の無断転載はお断りします。

©おしゃれ泥棒 オードリー・ヘップバーン!by みつお


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さて、今回はもう当たり前みたいになってるけど、実は違うというデマ。
「マイ・フェア・レディ」でのオードリーは口パクで、全部吹き替えられた!
これです。

こんなヒドい話、天国のオードリーが聞いたら泣きますよ、ホンマに…。

オードリー、すんごい努力して、撮影前からボイストレーニングを受け、
撮影中も午前中はブースに入って歌を録音しつづけた、
と一番信頼出来るバリー・パリスの伝記で述べられてるんですよね。

吹き替えられる部分があるというのはオードリーも聞いていたでしょうが、
どれだけ自分の声が採用されるかは完成するまでわからなかったオードリー。

おそらく初めてプレミアで見てショックを受けたでしょうねー。
気丈なオードリーはプレミアの人前では耐えたでしょうが、ホンマに家で泣いたと思いますよ。
その上この吹替が原因でマスコミにはバッシングまで始まる始末。
吹替を決めたのは会社であって、オードリーではないのにね。
かわいそうなオードリー…。

“オードリー・ヘプバーンの歌は、一部の歌い出し部分を除いて マーニ・ニクソンによる吹き替えである”
(Wikipedia「マイ・フェア・レディ(映画)」より)
“ヘプバーンの歌声が残されているのは「踊り明かそう」の一節、「今に見てろ」の序奏部、「スペインの雨」での台詞と歌の掛け合い部分だけである”
(Wikipedia「オードリー・ヘプバーン」より)

しかも何度も見直すことが出来るようになったのに
現在まで言われてるのが ↑ のような言い草。
個人のサイトでも大体こんな言い方で扱われてます。

さて出演した全作品中、オードリー・ヘプバーンが「マイ・フェア・レディ」に
最も心血を注いだのはオードリーファンならご存知のはず。
それだけオードリーが「マイ・フェア・レディ」に賭ける意気込みはハンパじゃなかった。
出来もすっごい良かった。

興行収入もアメリカのその年のはもちろん、全映画でもベスト10内に入るヒットぶり。
貨幣価値を直すと、いまだに全映画での100位以内に入ってるし(56位:2013年度現在)。
日本でも、公開当時の記録は凄くて、64年年末に公開されたので、
興行収入が2年に跨がっちゃったんですけど、64年度も65年度も第2位にランクイン。
67年「おしゃれ泥棒」公開後までの時点でも、日本公開の全映画で第3位か第4位に入る超ヒット。

そんなアカデミー作品賞まで取るような名作で、オードリーはアカデミー主演女優賞のノミネートから漏れちゃった。
でも、単純に考えたらそこまで名作で、主演女優がダメダメ演技ってことはないはずですよね。
そうだったら後世に残る名作にはなれないですし。

まず“口パク”はひどいですねー。
ミュージカル映画の製作の仕方をご存じない?
どの映画でも演技しながら歌ってるのをそのまま上映してるんじゃないです。
まず先に歌の吹き込みがあって、それに合わせて俳優は演技するんです。

そんなこと言ったら、ミュージカルの女王のジュリー・アンドリュースだって口パクになっちゃいますよ。
「サウンド・オブ・ミュージック」でも、冒頭のシーンの山で歌うジュリーについて自分で
“先に吹き込んでおいた歌に合わせて口パクで演技したの。”って言ってますし。
オードリーもうひとつのミュージカル、「パリの恋人」で歌うオードリーも、
もちろんそうやって演技してます。
それが当たり前。

当たり前じゃないのは、「マイ・フェア・レディ」の共演者のレックス・ハリソンが
“二度も同じように歌えるか!”ってんでわがままを通して
ネクタイピンにマイクを仕込ませて同時録音したのがむしろ例外。
もっともあれは歌うというよりほぼ伴奏付きセリフだったしね。それだから出来たワザ。

だから、オードリーも自分の声に合わせて演技してるのもあるんでしょうねー。
で一部マーニ・ニクソンの歌とオードリーの口がズレる。

さて、採用されたオードリーの声は “歌い出し” だけでも序奏だけでもないんですよね。

「今に見てろ(JUST YOU WAIT)」の曲の構成って、
めっちゃ単純に書くと A→B→A ってなってるんですけど、
Aに当たる部分は全部オードリーの声です!
Aは怒ってる部分、Bは王様が出て来ておしとやかになる部分です。

後半で出てくる、家出前の「今に見てらっしゃい」のこと?それなら全部オードリーだけど…。
って、違います。前半に出てくるまだ洗練されてないイライザが歌う部分がそうなんです!

てことで、「今に見てろ」に関しては、曲の構成では中間部を除く前半と後半で2/3、
実際のタイムでも半分はオードリーの声が流れてきます。
中間部では王様の歌も入るので、この曲に関してはマーニ・ニクソンよりも
オードリーの方が歌っている時間が長いのです!

たった1曲だけでしたけど、まともに採用されたオードリーの声。
もともと会社の方針で決められた吹替。
それをオードリーにバッシングするなんてお門違いもいいとこですよね。

CBSソニー発売の、新盤「マイ・フェア・レディ」のサントラなんか、
“イライザ:マーニ・ニクソン”
しか書いてないんですよ!そりゃヒドい!
オードリーは全曲吹き替えられた、みたいなデマを鵜呑みにして、
「今に見てろ」や「踊り明かそう」の2フレーズめのオードリーの声を無視した結果ですよね。

それと、各種伝記では“全部吹き替えで行くことが早い段階でオードリーに告げられた”
って書いてあるんですが、僕は最近そうではないのではないか?と思っています。
確かに“吹き替えになる部分がある”というのは告げられていたでしょうが、
全部ではないと思うんです。
その根拠は64年2月号(発売は63年12月)の“映画の友”に載っています。

当時、「マイ・フェア・レディ」の撮影の後半に入っていたオードリー。
順撮りの「マイ・フェア・レディ」で、大使館の舞踏会用のドレスで撮影中だったようなのですが、
(「マイ・フェア・レディ」撮影は63年8月13日火曜日〜12月のクリスマスの数日前まで。
オードリー34才。本当にちょうど50年前の今頃はオードリーが実際に撮影中だったんですね!)
そこでのオードリー本人の言葉。

「歌のナンバーは私も全曲録音しましたが、別にソプラノ歌手のマルニ・ニクソンが吹込んであるのです。どちらを使うかは会社が決めるでしょう。(中略)歌手でない私にとって“一晩中踊っていたい”などの歌はとてもむずかしく大変でしたが、自分ではベストをつくしたつもりです。」(“映画の友”のまま)

これ、“全部マーニ・ニクソンで行く”とは聞いてない人の発言ですよね。
もし聞いてたら、吹き替えられる事がわかってるのに、一番声域的に難しい“踊り明かそう”のことなんか言わない。後ですっごく恥ずかしいじゃないですか。

オードリーはその性格上、嘘は言わない人ですから、
後世の人が書いたものよりも、当時の本人が言っている方を信じるのは当たり前。
伝記なんて、書く人によって嘘もいっぱい混じってますから、参考程度にしなきゃダメ。

それよりも何よりも、“オードリー自身が全曲吹き込んだ完成版の音源がある!”
というところがめっちゃ重要!

ビデオ・レーザーディスク・DVD・ブルーレイの特典で「素敵じゃない?」「証拠を見せて」がありましたし、
YouTubeでは「今に見てろ(B部分もオードリー)」「踊り明かそう」「あなたなしでも」の
オードリーの歌う版も流出してますけど、「スペインの雨」は未発見。
それに少なくともYouTubeのはピアノ伴奏が入ったり、オードリーが歌い終わったあとに
まだダメだわー的なことを言っている未完成版。

ところが、オードリー自身は完成版がある、と言っているのです!
これはワーナー・ブラザーズの倉庫を徹底的に探さなきゃダメでしょう!!
見つかったら本当に大発見ですよ!

今年(2013年)は「マイ・フェア・レディ」撮影から丁度50年。
来年は製作(発表)から50周年!
このタイミングで出さずにいつ出す!?って思うんですけど、
「マイ・フェア・レディ」はなぜか今権利が制作したワーナー・ブラザーズじゃなく、
パラマウントに移ってるしなー、大丈夫かなーって感じなんですよねー。

全曲オードリーの幻の完成版の吹き込みで見る「マイ・フェア・レディ」って
本当に見てみたいんですよねー。
あー、本当に英語さえ出来たら、
直接アメリカのワーナー本社に電話して、オードリーの歌う完成版の存在を教えて、
来年の目玉にしてもらってブルーレイを発売してもらえるように請願するのになー…。

ついでにwikiでは
“オスカーを逃してしまったオードリーの悔しさは相当なものであったらしく、
授賞式後に周囲に激しく八つ当たりする映像が残っている。”
なんて書いてある。これもヒドいね。
個人の感想がダメなウィキでめっちゃ個人の感想付き(笑)。しかも長期間放置。

オードリーの性格上、アカデミー賞がもらえなかった悔しさで八つ当たりは絶対ない!
と断言しときます。
オードリーは全然賞に固執しませんし。
それに常識で考えて、ノミネートもされていないのに賞を取れなかったからアカデミー賞で八つ当たりって論理的におかしいでしょう!

ただ、オードリーはうるさいマスコミやパパラッチにキレることは
何度かあるようで、そういった映像は
おそらくそういうパパラッチに対してのもの。
“イライザの役をあなたが奪ったジュリー・アンドリュースが
主演女優賞取りましたけど、今どんな気持ち?”
“吹き替えだったから賞を逃したと思いますか?”
ってなしつこい質問が飛んだんでしょう。

あるいは身内に不機嫌だとすると、オードリーがこの授賞式でおかした大失敗、
前年度の主演女優賞で、今病床で臥せっているパトリシア・ニールの代理であると
告げ忘れたことを思いっきり自分で自分に腹を立てていたんでしょう。
オードリーってそういう人です。
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コメント

オリジナルキャスト版(ジュリー・アンドリュースの)と比較すると、「踊り明かそう」のパートはオードリーの歌声に合わせて全曲キーが下げられてますね。(あとは原曲のまま)

ありがとうございます

takeさん、コメントありがとうございます。(*^^*)
そうですか、ジュリーよりもキーが低いですか。
やはりオードリー向きに変更されてたんですね。
完成版のオードリーの歌うテープが残っている事を願うばかりです。

白寿プラスワン

ファンの願いは必ず叶います。
あとは寿命との勝負です。
心筋梗塞で助かったのも、「マイヤーリング」のおかげです。
あと39年・・・100才まで死にませんよ。(^0^)

おお~、むらさきいもさん、
「マイ・フェア・レディ」オードリーの吹き込んだ完全版が世に出るまでは
めっちゃ長生きしてくださいね!
てか「許されざる者」「尼僧物語」のリバイバルもありますし、
「エクスラン・ヴァリーエ」完全版とか
初期のテレビ出演、70年の「愛の世界」などなど、
まだまだですよ(笑)。

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