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Author:みつお
オードリー・ヘプバーンのファンです。最近は色々とオードリーに関して調べています。
一番好きな映画は「いつも2人で」。
どうぞよろしく!
別のブログでオードリーグッズの紹介もしています。
リンクで行ってみてください。
なお、画像や文章の無断転載はお断りします。

©おしゃれ泥棒 オードリー・ヘップバーン!by みつお


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 今回は、オードリー・ヘップバーンが「ローマの休日」で着ていたフレアースカート(サーキュラースカート)の本当の色について。

T153.jpg


 「ローマの休日」はご存知のように白黒映画なので、色が付いてないんですよねー。

 当時はまだカラー映画が莫大なコストがかかるらしく、ウィリアム・ワイラー監督はカラーで撮りたかったけれども、断念したようです。

 で、疑問に思う方もいらっしゃるんじゃないかと思うんですよね。あのスカートの色は?って。

 他のモノクロのオードリー作品、「麗しのサブリナ」や「昼下りの情事」にはそれなりにカラーの宣伝写真が残されていて、どんな衣装だったかわかるんですけれども、「ローマの休日」のカラー写真ってのはほとんど残されてないんですよね、残念ながら。

 で「ローマの休日」の写真をカラーで着色する場合、どんな色にするか、っていう問題が発生するんですよね。
 参考になるカラー写真が見当たらないんで、みなさん色々考えて着色してきたようです。

 1963年リバイバル時のプレスや立看などでは濁ったオレンジのような色で塗られていますし、オレンジってのも結構多いんですよね。

VFSH0686.jpg


 でも一番多いのは水色!同じく63年リバイバルでも、ポスターでは水色っぽい色で着色されていました。
 80年代に発売されたジグソーパズルの着色も、確か水色だったと思います。
 その後の1998年からの大地真央の舞台や2000年頃の午後の紅茶のCM、最近ではソフトバンクの上戸彩や、プーリップの人形、秋元才加の舞台などでも水色が採用されています。

 なので、水色が本当の色だった、と思い込んでいる人もいるんじゃないでしょうか。

 でも実際の色は実は違います!

SBSH1870.jpg


 まずはよく雑誌“スクリーン”で掲載されている「ローマの休日」の貴重な本当のカラー画像!これは“スクリーン”発行の写真集でよく再掲されていますので、簡単に見ることができるんですが、薄い茶色、というか濃いベージュであることがわかります。

 もっと決定的なのは2000年に日本でも行われたオードリー展!
 この時には、なんと本物が展示されていました!
 それに展示会で売っていて、そののち本としても出版された図録にも画像が掲載されて残っています。

SBSH1869.jpg


 この衣装、本当は上着も準備されていたんですね。
 ま、確かに最初は上着を着て抜け出して、徐々に上着を脱いだり、襟を開けたり、袖をめくっていったり…でも良かったでしょうね。
 おそらくイディス・ヘッドもそういうつもりでデザインしたんでしょうしね。

 でも、上着があると、常にそれを持って移動しないといけないってことになるので、ジャマということで上着は映画では採用されなかったんでしょうね。

 見た目の爽やかさで水色の着色が採用され、その後それが慣例化したんでしょうが、もし「ローマの休日」が今後カラー化されることがあれば、水色ではなく、本当のスカートの色である薄い茶色で着色してほしいと思うのです。


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5.オードリーのファッションに関して

 オードリーの衣装についてさらにですけども、60年代に入ってよく“大人の雰囲気をただよわせて”なんて書かれてますけども、なんかちょっと違う気がするんですね。

 50年代のオードリーって10代の女の子やってた。
 「ローマの休日」なんて16才か!?ってな感じがするし、「昼下りの情事」は女学生。
 チャレンジオードリーの時代の「緑の館」と「許されざる者」も原作では10代の女の子。
 オードリーって30代になって初めて20代の女性が演じられるようになった、とかって思うんですよね。

 今でこそ「シャレード」なんて髪もアップだし、ちょっとオバさんくさい衣装!とかって思いますけど、これは時代を考えないとダメですよね。
 オードリーは時代の先端だった。町なかではみんなオードリーみたいなカッコして歩いてた。
 だから当時のパンフレットとか見ても髪がアップでオバさんくさいスーツ着た“若い女の子”らしきものが写ってる。
 だから「シャレード」に関して“マダム風な”なんて表現されると、“ちょっと違うんじゃないの~?”って思っちゃうんですよね。

 別にオードリーは“マダム風”にしようとしたんじゃなくって、これが20代の流行だからしかたない。
 時代を超越したようなオードリーだけど、衣装を見ると結構時代が入ってる。

 だから「シャレード」より後の「おしゃれ泥棒」だとスカートが短くなってくる。
 「いつも2人で」にいたっては超ミニになってる。メタルドレスやエナメルのスーツもある。
 明らかにこれって60年代後半の流行ですよね。サイケってやつでしょうか。ヒッピーの影響ですよね。

 オードリーと仲の良かっただれかが述べてましたけど、60年代後半~70年代頭でオードリーがしばらく滞在するということで衣装を持って来たんですよね。
 その家のお手伝いさんがオードリーの衣装を開けてびっくり!
 女主人のところにやって来て、“あの…、オードリーさんは衣装をお忘れになったと思うんですけど”
 “なぜ?”“ブラウスしか入ってないんです!”“えっ!!…あ~、それはブラウスじゃなくてミニのドレスよ!”
 みたいな笑い話がありますけども、これなんかオードリーも時代を取り入れていた証明ですよね。

 アンドレア・ドッティとの2番目の結婚の時もオードリーはかわいいピンクのミニの衣装だし。
 ちなみにうちの母親にも当時ミニのスカートをはいた恐ろしい写真が残っていますけども…。
 まあ、ネコも杓子もミニの時代だからしかたないですよね。
 “ミニミニスカートでぇっ、歩いてみーたーのー♪”(by山本リンダ。知らないって!)


 ★2002.5.28の文章に少し手を加えました。
4.ジヴァンシーの洋服

 ジヴァンシーについて、第2弾ですけども、今回はもうちょっと洋服について書きます。

 昔は映画で着た衣装って、絶対そのスターの物になるんだ!って思ってましたから、“オードリーって衣装持ち~!”って思っていたんですけども、実は違うみたいですね。
 「昼下りの情事」だったか、オードリーの契約事項に“映画で使った衣装を全部自分の物にしてくれるなら”とかっていうのがあったとか。

 オードリーならジヴァンシーから次々と服をプレゼントされていたようなイメージがありますけども、実際は買っていたようですね。
 だからジヴァンシーのコレクションに参加して自分で洋服を買っている写真とか残ってますよね。
 あのリッチなオードリーでもたっかいジヴァンシーの衣装はそうそう買えなかったみたいだし。

 まあ、映画で着た衣装っていうのは印象が強いですから、それを買っても街なかで着るのはちょっと勇気いりますよね。
 “スターなのにまたおんなじ衣装着てる!”とかって思われそうだし。

 「麗しのサブリナ」と「昼下りの情事」以外にオードリーがジヴァンシーの衣装を着ていた映画は「パリの恋人」「ティファニーで朝食を」「パリで一緒に」「シャレード」「おしゃれ泥棒」「華麗なる相続人」と全部で8本あるんですけども、なんとなくジヴァンシーの衣装ばっかり着ていたイメージがあるので、意外と少ないですよね。

 おもしろいのは「ティファニーで朝食を」。これ映画の中でドレスが“50ドル”っていう領収書のシーンがあるんですよね(サリー・トマトのとこ)。
 ジヴァンシーのドレスが50ドル!…有り得ないですよね。
 当時でもその10倍払ったって、買えませんよね。へたすると100倍以上するかもしんない。

 でも映画の中のホリーは貧乏だからジヴァンシーに見えるけど、実は“50ドル”の洋服(という設定)。
 だから貧乏なホリーは帽子を変えたりして工夫して別のドレスみたいに見せてますよね。
 つばの広い帽子をかぶったり、ぽあぽあの白い羽毛(?)のついた帽子(この帽子がかわいい~~!!)にしてみたり。

 実際僕も最初は気付かなかったです、一緒の服だって。
 貧乏なホリーならではの工夫なんでしょうけど、これがおしゃれですよねー。

 この作品はオードリーとジョージ・ペパードの代表作ではあるんですけども、出演者のみならず、ジヴァンシーの代表作でもありますよね。


 ★2002.5.18の文章に少し手を加えました。
今回はオードリーのメイクの変遷のお話です。

メイクそのものについては、男の僕ではよくわかんないんですけど、
オードリーってその時代時代でメイクがばんばん変わってる!
ってことくらいはわかります。今回はそんなお話。

オードリーってなんかずっと一緒のように思われてますけど、
けっこう並べてみると大きく変わってます。
なんか僕ぐらい年季が入ると、写真を見るだけで
だいたいどの作品の頃かわかっちゃいますね~(笑)。
たとえ映画ではないプライベートな写真でも。

特徴があるのが眉毛。なんだか太い眉の代名詞みたいに
オードリーが扱われることがあるんですけども、
これって「シャレード」が“マダム風”と呼ばれることと同じで
疑問なんです。

52年(「ローマの休日」撮影)当時は
エリザベス・テーラーもそうですけど、
太い眉が流行っていたんですよね。だから太い。
オードリーの専売特許ではないですよね。

「ローマの休日」以前の作品やポートレートを見ると
眉間に寄る部分が太くて丸いだけで、
こめかみの方は非常に細くなってる。
だからイギリス時代のオードリーの顔って簡単にわかります。
「ローマの休日」の頃、オードリーの眉が太いのは
グググってわざと太く描いてるからなんですよね。

で、「ローマの休日」以降、「パリの恋人」あたりまでは
どんどん眉が直線になっていくんですね。
「初恋」っていう「ローマの休日」以前の作品がありますけども、
日本公開の時、初公開の時もリバイバルの時も
ポスターもチラシもプレスシートもすべて
「パリの恋人」の写真をメインに使っているんですけども、
はっきり言って眉毛をみるとモロバレですよね。ずるい!
きれいなオードリーを全面に押し出して、題名は「初恋」。

知らない人が見に行ったらオードリーは主役じゃないわ、
内容は陰謀渦巻くドロドロものだわで、びっくりしますよね。
詐欺か!?と言いたくなります、ホント。
これ、でも配給してるイギリスの映画会社から
「初恋」用のスチールとして送られて来るみたいで、
日本の作戦ではなく、イギリスの陰謀ですよね。

「ローマの休日」~「パリの恋人」の間で、
1つ眉が大きく他と違うのが、1954年!
ここ、間違えないで下さいね。
オードリーにとっての1954年ですから、
オードリーの年令についてで書いたように、
「麗しのサブリナ」は前年に撮影終了してからですよ。
ですから、オードリーにとっての1954年というのは、
オードリーがメル・ファーラーと結婚した年、という意味です。

この年のポートレートを見ると、ちょっと前後の年と比べて異色!
他の年は眉がくっきり太いのに、この年のオードリーはちょっと細い。
しかも、眉尻がやたら長い!これが最大の特徴ですよね。
ショーンの本でも、そういう眉尻の長いオードリーが載っていて、
それが“1949年”なんて書いてますけど、
あれは明らかに1954年のポートレートですよね。
だいたい1949年だったら、1.3倍くらいオードリー太ってるし(笑)。
おそらく1954年は映画に1本も出てないので、
プライベートで自分で描いてる(プロのメイクさんではない)
眉毛だったんでしょう。

で、その後60年代に入ってどんどんオードリーの眉毛は
ナチュラルになっていきますよね。
動くオードリーの時代(第3期)なんか、めっちゃ自然!
50年代の濃い~いベッタリ眉毛は影をひそめて、
太さも色も自然になってます。
そのかわり、第二期オードリーでは役柄上描けなかった
目の下のアイラインが入るようになって、
オードリーの美しい目をより強調するメイクになってます。

実際は町中で撮られた写真ではもっと自然ですけども、
僕はこんなナチュラル(風)のオードリーの顔が好きですね。
やっぱり宣伝写真だと口紅とアイラインはひいてますけど、
もともとおしろいはほとんどつけないオードリーだから、
この時期のオードリーって眉毛も含めて
すべてがオードリー本来の美しさに溢れています。

そしたら「おしゃれ泥棒」ではメイクを一新!
アイラインを目の下まで大きくくっきりいれて
今までにないメイクで、今見ても斬新!
(この表現ばっかですみません…。)
こんなシャープなオードリーは初めて!
このオードリー、大好きですよ!(^-^

よく「おしゃれ泥棒」に関して初公開時に
“化粧が濃い!年をごまかして!”なんて書かれますけど、
これも太い眉毛と一緒で、そうじゃない!と思うんですよね。

なんだか「クレオパトラ」っていう映画の後、
そういうクレオパトラメイクが流行ったらしくて、
「おしゃれ泥棒」のメイクもその流れですよね。
60年代も後半ですから、“サイケ・ゴーゴー・ヒッピー”の時代。
だから化粧が濃いのは単に時代の流れだっただけ。

面白いのは、オードリーは「暗くなるまで待って」で
既にナチュラルメイクに戻ってるのに、
世間はどんどん「おしゃれ泥棒」メイクになっていくんですよね。
70年代前半、当時の日本の女性歌手なんかは
メイクが思いっきり「おしゃれ泥棒」してる。
付けまつげバシバシでアイラインべったり!みたいな。

70年代の映画雑誌やレコードジャケットなんかで
オードリーが使われる場合、
もっとも多く使われてるのが「おしゃれ泥棒」の画像なんですよ!
“化粧が濃い!”って言ってた人も、おそらく70年前後は
「おしゃれ泥棒」してたと思いますよ(笑)。

やっと時代がオードリーに追い付いた、
ってことなんでしょうねー。
それと、おんなじ隈取りメイクでも、
微妙に「おしゃれ泥棒」と「いつも2人で」は
また違うんですけどもね。
「おしゃれ泥棒」の方が柔らかい感じ。なぜ?
今も浜崎あゆみや倖田來未なんかが
正直「おしゃれ泥棒」のメイクの流れですよね。

とにかく、僕なんかどの時代のオードリーも
オードリーそのものなんですけど、
「パリの恋人」「パリで一緒に」「おしゃれ泥棒」という
美しさという観点での各時代の代表作の
オードリーの画像を並べてみると、
かなり大きくイメージが変わっているなーって思います。
もともとは(年令を重ねているという以外は)全く同じ顔なのに、
メイクだけでよくまあここまで変わるなあ~、みたいな。
別人のようだし。

「ローマの休日」初公開当時、初めてオードリーを観た人は、
13年後に「おしゃれ泥棒」みたいなメイクになるなんて
誰も思わなかったと思いますよ。
でもね、「ティファニーで朝食を」の顔、50年代とは全く違う顔!
ってふつう思いますけど、
あの有名な、キセルを持った手をテーブルにひじ付いて
にっこり微笑むオードリーのカラー写真、
髪を隠してみたらア~ラ不思議。
「麗しのサブリナ」の時と何も変わらないオードリーが
そこにいるんですよね。
やっぱ女性って、メイクとか髪型で大きく変わるもんなんですね~。

それと、半引退状態だった70年代前半は口紅の色が薄くなってます。
白黒写真だと顔と一緒のような色になってるし。
そうそう!71年に撮影された「エクスラン・ヴァリーエ」のCMでは
目の周りをパンダのようにブラウン系で塗っているメイクも
ありました。
金髪バージョンのなんですけど、これも時代ですよね~。

今でこそオードリーの顔はよく変わってる、って言われますけど、
60年代前半当時の雑誌を読むと、「ローマの休日」の時から
全然変わらない!って表現がよく出てくるんですよね~。
そうか、オードリーと共に人生を歩んだ人たちは
自分もそのメイクの流行に乗ってるから
オードリーの顔の変遷に気づかないんだろうなーって
思いました。

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