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オードリー・ヘプバーンのファンです。最近は色々とオードリーに関して調べています。
一番好きな映画は「いつも2人で」。
どうぞよろしく!
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なお、画像や文章の無断転載はお断りします。

©おしゃれ泥棒 オードリー・ヘップバーン!by みつお


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「ロビンとマリアン」のお話その2です〜。

それとこの「ロビンとマリアン」は最後がね、とってもとっても悲しいんです。
ここまでずっとロビンのお話っぽいのに、一気にマリアンのお話になりますよね。
無理心中という意見もありますけど、
あとで“こんな栄光の日は二度と来なかったんだな?”って
ロビンが言いますから、そうではなくて、やっぱりロビンは
助からないほど深手を負っているということですよね?
そうと知ったマリアンがロビンに毒を飲ませてしまう所、
マリアンは自分も先に飲むので、足が立たなくなってしまうんですよね。
それで“なぜだ!マリアン!”なんてロビンは言いますけど、
そこでのマリアンのセリフ、さらっと聞き流したらダメですよ!
“子供の笑い声よりも、自分で耕した畑よりも、
楽しみよりも、新しい1日よりも、
神よりも深くあなたを愛しています…”
うあわ〜〜〜〜〜ん(号泣)!!!(≧≦。

子供の笑い声。これは子供好き、という意味なだけじゃないのでは?
マリアンは女性だから、きっとロビンの子供も欲しかったんじゃないかなー。
ここで言う子供、もしかしたら架空の自分の子供のことも
入っているかもしれない。
でもマリアンは子供は持てなかった、あるいは持たなかった。
子供がいることよりもロビンを愛することを取った、
あるいはもし子供がいたとしてもロビンの方を愛してた、そうも取れるんです。
畑、これはコンビニもスーパーもないこの時代、
生きて行くために、とても大事ですよね?
ましてや自分で育てた植物っていうのは愛着が湧く物ですよね?
今なんかでもガーデニング、ってありますもんね。
そしておそらくこれは現代でいう“仕事”の事も
指しているんじゃないかと思います。
次の楽しみはその畑を耕したりした後の余暇の部分ですね。
楽しみをさらに次の新しい1日と足すと、
楽しいこともあるであろう今後の日々よりも、
ロビンと一緒に死を迎える方をとった、ともとれますね。
そう!マリアンにしたらロビンのいない日々なんて意味がないのです。
それだけ愛しているということなんですよね!?
それよりなによりマリアンは尼僧ですよ、尼僧!
尼僧は「尼僧物語」でわかるように、
神と結婚しているのであって、俗人との愛にのめり込んだらいけないんです。
その尼僧が“神よりも”っていうのはよーく考えたらすごいことですよ!
そんなマリアンの深い愛の思いを一気にここで聞くことができるんですよね。
自分が生きて行くことよりも、何よりも、ロビンが大事!
いままでずっとそう思ってきました!って告白してるんですよね。
素敵すぎますよね!?こんな風に僕も言われたい!
で、やっとそこに気付いたロビンが“これでよかった”って言いますけど、
伸ばした手と手が毒の為にもう届かない!
最後の触れ合いすら果たせないまま二人だけの時間は過ぎ去って、
リトル・ジョンが入ってくるんです。

最後の力を振り絞って、ロビンは“この矢の落ちた所に二人を埋めてくれ”
って矢を放つんですよね。マリアンはもう体も動かない、声も出ない。
でもここがやっぱりオードリーですよね!
目、だけの演技をしてる!さすが目に吸引力のあるオードリー、
さっきの愛の告白では思いをあふれさせ、
ここでは満足している穏やかな、それでいて哀しい目をしています。
でもその矢は白い空に吸い込まれて
どこまでもどこまでも飛んで行く…。
あとでリトル・ジョンが探すの大変だろうな−っていうのは置いといて(笑)、
涙ポロポロ物の、素晴らしいラストでした!

オードリーは、自分の撮られ方や、その目まぐるしい撮影スピード、
それに脚本を読んだ時に感じたロビンとマリアンの愛の場面が、
編集でどんどん削られていくのを目の当たりにして、
後年、実はあんまりこの作品を気に入ってなかったみたいなんですけど、
「暗くなるまで待って」から8年でオードリーが素の自分を賭けたこの作品、
今振り返ってみて、その後の作品全部を考えてみても、
オードリーらしい、最後の代表作としての輝かしい出来に仕上がっています。
僕の大事な大事なオードリー作品の1本です!

2003年5月16日
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今回は「ロビンとマリアン」について。

「ロビンとマリアン」はまだ少年の時に
小学校で僕をオードリーに開眼させてくれた女の子と一緒に
初めて映画館で見たオードリーだったんですよね。
大画面のオードリーというのも嬉しかったんですけど、
内容がね、素晴らしい!だっから大感動!!

最初と最後にリンゴが写るんですよね。
最初は普通のリンゴなんです。でも最後は干涸びてる。
これって人生の暗示?みたいな。
あ、別に人生が干涸びるということではないんですけどね。
中年になった悲哀が溢れてる。
途中にショーン・コネリー扮するロビンと、
ロバート・ショー扮する悪代官が一騎討ちするんですけど、
そこが哀しい…。
昔は颯爽と闘ったであろうロビンと悪代官も、息を切らしてぜえぜえ。
ここが最初は“なんてカッタルイ!”なんて思いましたけど、
そうじゃないんですよね。
ここが中年の悲哀。昔ながらの因縁の二人、
敬意を表して周りの人達は遠巻きにこの二人の
戦いを見守っている。
でも本人二人は重い鎧をつけて重い武器を持ち、
よろよろしながら闘ってる。
昔みたいに体が動かない。
なんてまあ悲しい中年の表現でしょうか。
中年つっても今みたいに寿命の長くないこの時代だから、
ほとんど晩年ですよね。
“年をとった”ってことに対していろんな表現してますね。
もちろんオードリーが“年”について語る映画なんて
これが初めてなわけです。
“もう私は若くないわ。それでもいいの?”
“ロビン、抱いて。20年分抱いて。”なんて、
泣かすじゃありませんかっ!

ここでのオードリーは尼僧院長になってるマリアン役。
出番はとっても遅いです。2時間ない映画なのに、
主演のオードリーが出てくるまでに30分近く時間がたってる。
この遅さは「パリの恋人」「緑の館」「暗くなるまで待って」といい勝負。
むしろもっと遅いかも?
しゃかしゃか薬を作っているオードリーの手から写るんですけど、
ここでのオードリーはもう年を隠してない。
8年のブランクのあとに、この作品に今の自分をぶつけたオードリーが
ここにいます!
でもね、昔はどんなお転婆さんだったんだろうと思わせる愛嬌のある尼僧。
“クソッ!”なんて言って慌てて十字を切ったり、
ロビンと尼僧を脱出させたあと、尼僧の馬車のたずなを引いたり。
これは川で馬車ごと転んでしまうんですけどもね。
これ、最初わざとかと思っていたら、
当時のオードリーのインタビューを見ると脚本にない部分だったんですね。
オードリーや尼僧役の女優さんが本気でキャーキャー言っているのに、
リチャード・レスター監督はそのままフィルムを回し続けたとか。
オードリー、久々の映画出演で、最初はすっごい緊張したそうですよ。
インタビューでも“蝶々が胸のあたりを飛んでいた”(西洋のことわざ)
と言っていたそうです。

レスター監督、取り直しはほとんどしなくて、
マリアンがリトル・ジョンに“ロビンを止めて!”って訴える所、
オードリーの声がかすれてるなー、ひそひそ話してるのかなー?
って思ってたらオードリー風邪ひいてたらしいんですね。
でもそのまま使っちゃった。
でもすごい美しいオードリーをも捉えてますよね。
森の中で頭に布をかぶってオードリーが意見を言う所、
ハッとするほど美しいです。
それにリチャード・レスター監督の最高傑作だという意見もあります。
僕もその意見に大賛成です!!

(つづく)

2003年3月24日 改訂2003年5月16日

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