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オードリー・ヘプバーンのファンです。最近は色々とオードリーに関して調べています。
一番好きな映画は「いつも2人で」。
どうぞよろしく!
別のブログでオードリーグッズの紹介もしています。
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なお、画像や文章の無断転載はお断りします。

©おしゃれ泥棒 オードリー・ヘップバーン!by みつお


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10.オードリーの映画音楽5「エクスラン・ヴァリーエ」~「庭園紀行」と初期作品

 オードリーの映画音楽についての第5弾。

 今回は第5期&第6期“晩年のオードリー”の時代の音楽について。

 その前にオードリーが日本のCMに出た「エクスラン・ヴァリーエ」の音楽について。
 これってTYさんとお話していてわかりましたが、なんと若き日の由紀さおりなんですね!歌が!
 僕はまだ聴いたことがありませんが、“ヴァリーエ”を連呼する歌だったとか…。
 一度聴いてみたいものだ!です。

 追記:「ヴァリーエ」聴きました。
 今はCDで簡単に手に入りますが、金髪オードリーのジャケットはレコードだけです。

 さて「ロビンとマリアン」はジョン・バリーですね。これまた名曲。
 サントラは結局海賊版やプロモ盤以外発売されませんでしたが、名曲だ!っていうのは認められているのか、他の人もジョン・バリーのオリジナルスコアから演奏したものが結構発売されていたりするんですね、これが。
 僕も他のジョン・バリー作品と一緒に入っている物を持っていますが、こないだもまた新しいデジタル録音の「ロビンとマリアン」だけの物が出たみたいです。
 まだ入手できていませんけれども…。欲しい~~!!!
 軽快で雄大な馬に乗るシーンの音楽と、ラストシーンの音楽が好きです。

 追記:デジタル再録音CDのもプロモ盤CDも手に入れました。
 さらにその後市販でもサントラCDが出ましたが、なんと一部未収録という不完全版!
 3種類とも持っていないと音・曲が補完できない状態です。

 「華麗なる相続人」はイタリアの巨匠エンニオ・モリコーネですね。
 これ、決して映画はあんまりほめられたもんじゃないんですけども、音楽は一流です!
 僕の好きなオードリー映画音楽でも余裕のベスト10入り。というかベスト5にも入る!!

 カルテットでも、決してオードリーの代表作の映画ではないにも関わらず、みんなが気に入ってくれている曲の1つです。
 “いいよね~、この曲!”って。よく演奏します。
 曲中、6/8のリズムで旋律が4/4が使われているのがおしゃれ(というか演奏家泣かせ)。

 映画がコケたせいで、日本ではサントラも発売されませんでしたが、アメリカではサントラレコード、しっかり出てました。
 ただ“薬のパレード”に関してはエンニオ・モリコーネの作った曲が重すぎたのか、別の人の曲に差し換えられたみたいですね。
 僕もこれに関しては“差し換えて正解!”って思っています。
 あの映画の曲、好きなんですよねー。なんかぽあぽあしてて。すっごい薬の液体っぽいし。
 サントラCDの完全版が出ることを祈ります。

 追記:サントラCDは2回出ましたが、他の作品とのカップリングで、収録曲数はレコードのたった半分!
 未だに完全版は出ていません。

 「ニューヨークの恋人たち」は既存のカントリー曲を使ってますよね。
 で、日本人にはカントリーってあんまり受けないんですよねー。僕も…です。
 だからこの映画に関してどうこう言えないんですよね。

 「おしゃれ泥棒2」も音楽は印象にないなあ…。以上!(えっ!これだけ?みたいな…)

 追記:「おしゃれ泥棒2」は再見するとすっごいいい音楽でした!
 サントラが出て欲しいな~!

 「オールウェイズ」は20年以上の時を超えて再びジョン・ウィリアムス。
 まあこの人選は監督がスピルバーグだから当然なんですけども、印象に残るのはオールディーズの“煙りが目にしみる”で、サントラ聴いてもその他の音楽って印象薄い…。
 オードリーの場面の音楽もあるんですけど、いつ聴いても右から左に抜けちゃう。
 オードリーを思い浮かべるには不向きです。

 「オードリーの庭園紀行」の音楽は主にクラシックから持って来ています。
 クラシックを聴く人にはまあ有名な曲が入っていますが、サントラにはそれ以外にオードリーの肉声入り。
 クラシックはまあカラヤンなど有名な人の演奏で聴くとして、このオードリーの声が嬉しいですね。

 最後に「ローマの休日」以前の「モンテカルロへ行こう」に関して(「初恋」は印象ないので)。
 この映画、ちょっとミュージカル入っているんですよね。最初見た時びっくりしました。
 そんだけですけど。オードリー歌ってないし。

 追記:「モンテカルロへ行こう」から3曲入ったサウンドスコア盤のCDが出ています。
 他に「ラベンダー・ヒル・モブ」のサウンド・スコア盤CDも出ています。


 ★2002年6月1日の文章に追記を加えました。



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9.オードリーの映画音楽4「おしゃれ泥棒」~「暗くなるまで待って」

 オードリーの映画音楽についての第4弾。
 今回は第4期“融合のオードリー”の時代の音楽について。

 「おしゃれ泥棒」はなんと作曲がジョン・ウィリアムスです!
 この人って今じゃ映画音楽の大家ですよね。ファンクラブまであるし、本も出てる。HPもある。
 主にスピルバーグの映画で作曲を担当。
 「ジョーズ」「スター・ウォーズ」「E.T」などなど、有名作品がめじろ押し!

 で、「おしゃれ泥棒」はジョン・ウィリアムスの最初期の傑作ってことになっているんですけども、音楽を聴いてもあんまりこの人の今の作風が感じられない。
 どっちかっていうとヘンリー・マンシーニふう。
 で、ある本に書いてあって、本当はヘンリー・マンシーニに音楽を担当してもらいたかったのに、当時世の中で一番人気のあったヘンリー・マンシーニが超多忙で“弟子”のジョン・ウィリアムスを紹介したそう…。
 えーっ!みたいな。ジョン・ウィリアムスってヘンリー・マンシーニに師事していたの~??って。
 後に教えてもらって本当にそうだったことがわかりましたが。

 この映画の曲も軽快で好きですねー。
 “メインタイトル”とか“鍵”“カンカン”なんかがとってもいいです。
 “鍵”に関してはやはりオードリーツアーの集いで演奏したんですけども、演奏後、そのツアーの素敵なおばさまに“記念に”って鍵のブローチを頂きました!ありがとうございます。
 
 追記:「おしゃれ泥棒」は2枚組のサントラが出ました。1枚は今までのもの、もう1枚はフィルム・バージョンになってます。
 入手は ARK Soundtrack SQUARE さんで。

 「いつも2人で」はメインタイトルとエンドタイトルの曲がずば抜けて好きですね!
 美しくって、哀しくて…オードリー映画全体の音楽でこれが一番好きです!
 ヘンリー・マンシーニ自身も演奏で来日した際にインタビューで“一番好きな自作は「いつも2人で」です!”って言ってたくらいの名曲なんです!
 マンシーニって他にも「ティファニーで朝食を」「酒と薔薇の日々」「シャレード」「ピンクパンサー」「子象の行進」「ひまわり」などなど後世に残る名曲がいっぱいあるのに、それら名だたる作品をあげずに「いつも2人で」!感激でした。
 これまたマンシーニは多忙で一度作曲を断ったのに、オードリーが頼み込んでやっと担当してもらえたそうです。
 オードリーとマンシーニの仲の良さを知る逸話ですね。

 このエンドタイトルは、とある本の最後を読みながら流すと、場面と完璧にマッチしてとってもいい感じでした。
 何度も何度もそこをこのエンドタイトルと一緒に読みました。“いいなあ!”って(笑)。
 サントラアルバムにシャンティリでちゃかちゃかした動きの時の音楽が入っていないのが残念!
 あと公開当時発売したシングルの“サントラ”レコードと言う物を手に入れましたが、映画で使っていない歌入り「いつも2人で」がA面でして、“これでサントラって呼べるのか?”って思いましたね。
 もちろんマンシーニの録音し直したもの。

 高校の時、音楽の時間で自分で演奏をするというテストがあって、この曲を一所懸命採譜してエレクトーンで演奏しました。…今でも暗譜で弾けます。
 友人の結婚式なんかでもカルテットで演奏する時にははずせない1曲です!

 「暗くなるまで待って」もマンシーニですけども、珍しく音楽が表立たないです。
 マンシーニのオムニバスCDなんかで入っている「暗くなるまで待って」はなんでだかオードリーがエフレム・ジンバリスト・ジュニアの手伝いで写真現像している時にバックでちょろっと流れる曲なんで、なんでこんなのがサントラ?みたいに思っていました。
 で、この映画のサントラも公開当時シングルのみが発売されていて、A面はまあそのちょろっと流れるのが入っているとして、B面は何?ってずーっと疑問でした。
 レコードである以上B面がなにかあるはず!って。
 中古レコード屋さんで昔っから探し回ってましたが全然見つからなくて、やっとこのあいだ手に入って判明しました!
 B面はオードリーオムニバスサントラ集に入っていた方の音楽でした。
 持っている人はわかるでしょうが、ちょっと不安な時に流れる音楽です。
 これ、好きなんですよ~。あーよかった。

 追記:「暗くなるまで待って」は本当のサントラアルバムが出ました!


 ★2002年6月1日の文章に追記を足しました。

8.オードリーの映画音楽3「ティファニーで朝食を」~「マイ・フェア・レディ」

 さらにオードリーの映画音楽についての第3弾。

 今回は動くオードリーの時代(第3期)の音楽について。

 「ティファニーで朝食を」「シャレード」「いつも2人で」「暗くなるまで待って」は同じヘンリー・マンシーニの作曲ですが、この人って“サントラ”として世に出ている物はみーんなマンシーニ自身が録音し直したものなんですよね。
 だからアレンジが映画と違う!
 今いち映画が浮かんでこない“サントラ”ですけど、「ティファニーで朝食を」だけはプロモ盤としてマンシーニの死後、本当のサントラが出ました。
 きっとマンシーニが生きてたら許可しなかった物なんでしょうね。
 限定物だし、あんまり持ってる人はいないでしょうけど、これがいい!とってもいい!!
 だって映画そのものの音楽なんです!
 やっぱりサントラはこうでなくちゃ!の1枚です。

 アウトテイクの曲なんかも入っていてオススメです。
 そんでもってジャケット写真がなぜか日本のポスター。
 他の作品も欲しいですねー、本当の“サントラ”!
 (これって「ティファニーで朝食を」の音楽の話になっているのだろうか??)
 マンシーニってそれまでの“音楽は映画を補助するもの”という概念をこの「ティファニーで朝食を」の“ムーン・リバー”で変えた人ですね。
 “音楽も主張してもいいよ!”って。

 追記:「ティファニーで朝食を」は今年、本当のサントラが市販盤でも発売されました!(ブート盤と違って、全曲ではないです。)
 また、「暗くなるまで待って」も本当のサントラが出ました。

 追記3:2013年、本当のサントラで38曲入りのが発売されました!入手はタワーレコードや ARK Soundtrack SQUARE さんで。

 「噂の二人」はアレックス・ノースの作品ですけど、映画同様音楽も地味。
 サントラって出そうもない曲だと思っていたのに、輸入盤で出たんですねー、これが!
 もともとこの映画の曲は好きだったので、嬉しいです。
 オープニングの穏やかな音楽と、メアリーの悪意ある“囁き”の音楽が好きです。

 追記:2009年にもサントラが発売されましたが、クライマックスのフィルム・バージョンが入っていないという、致命的な欠陥があります。入手は ARK Soundtrack SQUARE さんで。

 「パリで一緒に」はネルソン・リドルの作曲。
 昔はサントラレコード持っていました。残念なことに手放しましたが…。
 かろうじてテープに録った物が残っています。こないだCD-Rに落としました。
 この映画の曲はかなりパリを意識していますね。
 全体にアコーディオン風の音楽が多いです。
 映画と離れると音楽だけではそんなに好きくないです。

 追記:こちらも2005年にサントラCDが発売されています。
 また、フレッド・アステアの挿入歌“THAT FACE”もMP3にて発売されています。
 フランク・シナトラの挿入歌“エッフェル塔を盗んだ娘”もCDがありますが、映画からそのまま収録しただけなので、買わなくてもいいと思います。

 「シャレード」は全体を通してサントラを聴くと、一番いい音楽が多いです。
 軽快な曲が好きな僕は“パンチとジュディ”“オレンジ・タムレ”“シャレード(メインタイトル)”なんか大好きですねー!
 これも本当の意味での“オリジナルサウンドトラック”は発売されていませんけれども、市販されている“オリジナルサウンドスコア”盤でも充分映画が伝わります。オススメ!

 追記:「シャレード」は未だフィルム・バージョンが発売されていませんが、来年(2013年)製作50周年なので、本当のサントラが出たらいいですね。
追記2:2012年7月に本当の「シャレード」のサントラが発売されました!やっぱりすっごくいいです!!

 「マイ・フェア・レディ」は今さら何をか言わんや!ですけれども、名曲、多いです。
 サントラでもオードリーの声が一部入ってますけど、DVDだとオードリーが歌ったバージョンも入ってますよね。
 「マイ・フェア・レディ」のいざこざについてはまた今後詳しく述べることにして、一つ気になっていることが!
 サントラに入っている“今に見てろ!”の曲ですが、映画では王様が歌っている所もマーニ・ニクソンが歌ってます。なんで?
 これ昔っから頭に?マーク飛びまくりなんですよねー。

 追記:サントラにもDVDにもブルーレイにも収録されていませんが、オードリーが全曲歌った「今に見ていろ」「踊り明かそう」「あなたなしでも」が発見されて、YouTubeでアップされています。


 ★2002年6月1日のものに追記を加えました。



7.オードリーの映画音楽2「尼僧物語」~「許されざる者」

 今日はオードリーの映画音楽についての第2弾。

 今回はチャレンジオードリーの時代の音楽について。
 ここに本当は「マイアリング」を入れないといけないんでしょうけど、日本では未だにこの作品を見る機会が与えられていないのでまったくわかりません。

 追記:「マイヤーリング」の音楽はジョージ・バスマンだそうです。サントラは出ていません。

 で、残りの3作品、公開順だと「緑の館」「尼僧物語」「許されざる者」ですけど、撮影順は「尼僧物語」「緑の館」「許されざる者」ですよね。

 というわけでオードリーが若い順で「尼僧物語」から…(音楽だから関係ないけど)。
 「尼僧物語」は「昼下りの情事」と同じ映画音楽の巨匠フランツ・ワックスマンですね。
 でも後に監督のフレッド・ジンネマンが自伝で述べているように、フランツ・ワックスマンは暗い曲ばっかり書いてしまったんですね。
 で、ジンネマン監督はほっとんど音楽をカットしてしまった。
 どうしても音楽を使う時は“ガブリエルのテーマ ”という比較的キャッチーな曲をくり返し使っちゃった。
 だからこの映画のサントラCDっておもしろいですよー。
 2枚組になるほど曲数は多いのに、かなりの曲が“not used in film”になっている。こんなサントラあり?って感じ。
 むろんワックスマン激怒ですね。
 映画のラストシーンでワーナー映画としては初めて音楽がないんですけども、ジンネマン監督は“最後に明るい音楽だったらワーナーが修道院を出るのを奨励しているように思われる、暗い音楽だったら観客はやりきれない”とかって理由をつけて結局音楽なしで通しました。
 でもこれも実際は監督がワックスマンの作ったラストシーンの音楽がイヤで理由付けしたんじゃないの~?って感じです。

 追記:サントラCDは1枚ものと2枚ものがありますが、1枚ものは廃盤、2枚ものは限定発売で、入手は難しいです。

 「緑の館」は“ブラジル風バッハ”っていう曲が一番有名な(といってもあんまり有名じゃない)これまたクラシック畑のブラジルの作曲家エイトル・ヴィラ=ロボス。
 この映画のラストシーンで流れる曲なんかとっても素敵ですけども、よく調べるとこれはブロニスラウ・ケイパーって人の作曲。
 だいたいクラシックの作曲家って、自分でオーケストレーション出来るから編曲者っていらないはず!なのに編曲ブロニスラウ・ケイパー。
 オープニング曲なんかはヴィラ=ロボスだと思うんですけど、ちょっと現代曲入ってる。
 この調子だと甘い音楽は無理?みたいな。
 オープニングで甘いメロディーが流れる部分はやっぱりケイパーの曲だし。この映画の音楽と言って思い出すのはケイパーの曲の方。
 世間では低い評価しか与えられなかった「緑の館」ですけど、音楽共々作品も好き!(ケイパーの方)

 追記:2005年にオリジナル・サウンドトラックCDが発売されましたが、アンソニー・パーキンスの歌は収録されていません。

 「許されざる者」は映画音楽のこれまた有名なディミトリ・ティオムキン。
 音楽だけ聴いても、かなり広い音楽になってます。広大な西部を彷佛とさせるような。
 あとロデオのシーンの音楽もいいですね!軽快で。
 これまた音大の先生に自分の好きなオープニングとエンディングの音楽をくっつけて採譜してもらって、オードリーツアーの集いの午餐で演奏しましたが、ちょっとお食事会向きではないみたいでした(笑)。

 追記:サントラCDは2010年に最新盤が出ています。入手はタワレコか ARK Soundtrack AQUARE で。


 ★2002年6月1日の文章に、追記など少し手を加えました。





6.オードリーの映画音楽1 「ローマの休日」~「昼下りの情事」

 今日はオードリーの映画音楽についての第1弾。

 いままで飛ばしまくりだったそうなので、今回は落ち着いて…。

 オードリーの映画音楽って美しいのが多いですよね。
 「麗しのサブリナ」の“バラ色の人生”や「昼下りの情事」の“魅惑のワルツ”、「ティファニーで朝食を」の“ムーン・リバー”、「シャレード」の“シャレード”、「マイ・フェア・レディ」の“踊り明かそう”なんかが特に有名ですけど、まだまだいっぱいいい曲があります!
 だいたい作曲者がすごい人揃いですよね。

「ローマの休日」はジョルジュ・オーリック。
 この人もともとクラシックの作曲家なんですよね。
 “フランス6人組 ”と言われる中のひとりなんですけども、正直クラシックを演奏していた僕でも曲を知らないくらいマイナーな人なんですよね。
 だから結局この人は映画音楽家として名を残すことになってしまった。

 もともと“映画よりも音楽が勝ってはいけない!”という考えの持ち主なもんで(これってマンシーニの逆!)、「ローマの休日」の音楽はとっても地味。
 映画を見ていても音楽って残らない。
 サントラレコードも許可がおりなくて、でも日本人は「ローマの休日」が好きだから一所懸命採譜して日本でだけレコードになったそう。
 でも映画とアレンジが違うから、結局映画は浮かばない。
 しかもなぜか大使館でダンスする時の音楽。
 それで「ローマの休日」浮かぶか?みたいな。せめてオープニングの曲にしろよ!って。

 追記:サンタンジェロのダンス音楽も僕は大好きです!
 サントラは今まで一度も発売されていません。
 “ロードショー”のプレゼントで付いたソノシートも、無断で出たピクチャーレコードの怪しいLPも、どちらも映画の音をそのまま録ったもので、セリフも入っています。

 再追記:「ローマの休日」のメインタイトルのみ、オリジナルサウンドスコア盤が発売されました!

 「麗しのサブリナ」は既存の曲を主に使ったから“バラ色の人生”ばっかり有名。
 でも個人的には“バナナ”とか好きですね。
 だからこの曲は音大の先生に採譜してもらってカルテットで演奏できます。エッヘン!

 あとオープニングの曲もいいですね、豪華で!
 オープニング曲は後輩に採譜してもらいましたが、なんか演奏すると変なので一度も日の目を見たことがありません(笑)。

 追記:「麗しのサブリナ」はオープニングの曲のみサウンドスコア盤が出ています。

 再追記:2013年12月20日、とうとう12曲入りサントラが発売されます!でも「バラ色の人生」や「バナナ」は収録されないようです。

 「戦争と平和」は巨匠ニーノ・ロータ。
 この人は他に「太陽がいっぱい」「ロミオとジュリエット」「ゴッドファーザー」なんかが有名ですね。
 どっちかっていうと“泣き節”的な物の方が得意みたい。
 サントラは音が悪いのが難点ですけど、“ナターシャのワルツ”などいい曲もあります。
 ニーノ・ロータ自身もお気に入りだったそうで、来日した時に演奏したそうです。
 これまたカルテット用編曲がありますが、これはなんと必死こいで自分で採譜しました!
 簡単そうな曲だったのでやってみたんですけど、自分でやってみるとメッチャ大変!
 この音!とかって思うのに、他のパートと重音でキーボードを鳴らすと変!とか。
 採譜していた時期に忘れもしないあの“阪神大震災”がやってきました。

 追記:「戦争と平和」はサントラが出ています。音は悪いです。

 「パリの恋人」はミュージカル。当然音楽は重要ですよね。
 で、ジョージ・ガーシュインという“ラプソディ・イン・ブルー”という傑作で名を残した人の曲が使用されてます。
 余談ですけど、この人“ボレロ”で有名なラヴェルに“まともな音楽を勉強したい!”
 って弟子入りを頼んだら、“君のもりっぱな音楽だから”って断られたそう。
 この時ガーシュインは既にかなりの収入があったらしい(だから弟子入りを嫌がったという説も)。
 ただこの映画を見ていると、ガーシュインの曲よりもレナード・ガーシュという人がこの映画の為に作曲した曲の方が印象に残りますよね。
 “シンク・ピンク”とか“ボンジュール・パリ”とか。
 ウリはガーシュインの曲のはずなんですけども。
 サントラCDは今まで2度程日本で発売されています。今は廃盤かなア…。

 追記:海外盤なら今でもサントラは入手可能。ただし、山吹色のジャケットのは一部音飛びしてます。

 「昼下りの情事」もまたまた既存の曲。“魅惑のワルツ”がずば抜けて有名です。
 でもオープニングの曲もいいですよね。あと“ホット・パプリカ”。
 公開当時海外で3曲入りサントラが出たそうですけど、見たことありませーん。
 持っている方、譲って下さい~。
 編曲はのちにちゃんと「尼僧物語」でオードリー映画の音楽をつけるフランツ・ワックスマン。

 
 それとこの映画ではクラシックの曲も流れますね。
 オードリーが音楽学校で演奏しているハイドンの交響曲第88番「V字」とかワーグナーの“トリスタンとイゾルデ”とか。
 でもパンフとか読むとオードリーはハイドンの88番を練習してちゃんと弾けるようになった、とかって書いてありますけど、映画で見る限り、ありゃ嘘ですね。オードリー弾いてないもん!
 「ティファニーで朝食を」の時のギターと違って練習している写真とか見たことないですし。
 記事を読みながら弾いているシーンはガーッって雑音を流すだけだから、あれはあなたにもすぐ出来ます!
 チェロを見つけたら“「昼下りの情事」のオードリーの真似!”とか言いながらやってみては?オードリー気分にひたれます。(かな?)

 追記:「昼下りの情事」の3曲入りサントラは、現在アマゾンでMP3が入手可能です。


 ★2002.5.29 改訂2002.6.5 追記2012.4.8 再追記2013.12.15

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